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卒婚

違和感?

長男が1歳のころ、仕事に復帰したくなった。なぜだろう?妊娠、出産を経て専業主婦になり、夫婦+子1人の生活に困っていたわけではない。社会からの疎外感のようなものを感じていたのか?

ある日、何かで偶然見つけた某旅行会社にモト・ダンナにはナイショで履歴書を提出した。当時、国内では間違いなく5本の指に入る旅行会社が、未経験での正社員の募集を出したのだ。資格と言えば普通自動車免許と英検2級くらいしかない、当時25歳の私にあっさりと採用試験の連絡が来た。

親にコドモを預かってもらい、筆記試験を受けにいった。いわゆる一般常識を言われるカテゴリーのものと、国内海外の主要な観光地、景勝地、地理にまつわる知識を問われるものが内容として出された。旅行が好きで、ある程度知識を得た上で行くタイプの人であれば答えられるものだったので、面接へ進むことができた。

さて、ここまで来るともうナイショにしておくことはできなくなる。

コドモをどこへ預けるのか、通勤時間等含めどういうタイムスケジュールで動けるのか等、相談しなければならない。

まずは端的に、手短に探りを入れよう。。。

おもち

「フルタイムで仕事を始めたら、家事と育児を50/50にしてほしいんだけど。。」

モト・ダンナ

「それは無理」

即答だった。この瞬間の違和感を直観で信じるべきだったかもしれない。

この時点で、コドモを保育園に預けてフルタイムで働くという選択肢は消え去った。コドモが小さいうちはパートで働こうと心に決めた。

パートを始める

  • ・4年後(長男5歳、次男1歳):住んでいたマンションの隣にあったコンビニ
  •  皆が寝ている土日祝日の早朝のみ、基本1日2時間、週2
  • ・1年後(長男6歳、次男2歳):近所のマクドナルドに転職
  •  初めての飲食業。開始直後は土日祝日のみ、早朝5時~9時
  •  半年後、土日祝日早朝5時~11時

このマクドナルドでのオープンマネージャーとしてのトレーニング、経験がその後の私の価値観を作り上げたと言っても過言ではない。

おもち

「人生で大切なことはみんなマクドナルドから教わった」(鴨頭嘉人 著)という本があります。ちなみに、読んだことはありませんが、自信をもってオススメできます。(笑)

  • ・その後、5時~13時までになり、ついにフルタイマーと同じ8時間に
  •  ランチに4人分のセットを買い、帰宅後は陽が当たるフローリングで2時間ほどの爆睡が 欠かせないほどの疲労。。。
  • ・次男が幼稚園に入園、平日も週2日働くようになる
  •  早朝7時まで勤務 ➡ 朝食と弁当を作りに一旦帰宅 ➡ 長男を小学校へ送り出した後、次男を幼稚園バスに乗せ、9時に再出勤 

結果的には収入もうなぎ登りに増え、扶養も外れるほどになった。

旅費も食事代も?

マクドナルドで働き始める前、海外旅行好きと自分へのご褒美を兼ねて1歳児も連れて家族でハワイに行きたい!と思ってしまった。旅先では気持ちよくお金を使いたい質なので、パートで貯めたお金をすべてつぎ込み、ホテル、航空券、レンタカーなどすべて自分で手配。正真正銘オリジナルの5泊7日程度の子連れハワイ旅行を毎年していた。

マクドナルドで働き始めた2年目には私の年収に近い100万円ほどの予算を見込み、オーシャンビューのコンドミニアムとロイヤルハワイアンに泊まる7泊9日の旅も叶えた。

おもち

子連れハワイの旅についてはこちら

「感動!驚愕!二度とないハワイの旅」を見てね!

このときのハワイで、二度目の違和感。。。

確かに私が言い出したハワイ。

旅費は私が手配しているから私が支払う。現地での食事も私がすべて支払っている。。。。予算はしっかりとってあるから細かいことは言わないけれど、なんか、何かが違う、と。

何かがおかしい。

当時、新築の分譲マンションに住んでいた。コドモが成長するにつれ、部屋が手狭になることは予めわかっていたのでいずれは引越しをしなければならないと考えていた。築5年を過ぎたあたりから、修繕積立金等の費用が跳ね上がり、月々の駐車場代も負担に思えてくるように。

そんなある日、私の理想とする戸建ての展示場が近くにあることを知り、行ってみたいと話を持ち掛けた。

おもち

コドモには自然の中で遊ぶことを子供時代にしてほしいと思っているんだけどどうかな。この工務店に家を建ててもらうには結構田舎に引っ越さないとならなくなるけど、土地は後で探すとして、家を一回見に行ってみたいなぁ

驚いたことに、私よりもダンナの方がその工務店に惚れ込んでしまった。そこは良いのだが、もし私が何も提案しないでいたらこのヒトはこの2LDKに住み続けたのだろうか? 

どこへ行くにも、何をするにもいつも私が提案し、アクションを起こしているではないか。コドモの習い事もそう、幼稚園や学校での出来事や友達関係も無関心。聞いて来ることもない。